接続詞「だとすれば」とは?【日本語・国語】

ここでは、接続詞の「だとすれば」の定義と例文をご紹介していきます。接続詞とは、文と文や句と句などを繋げる品詞の1つです。接続詞については、「接続詞とは」で詳しく解説しています。また、接続詞には、順接、逆説、補足…など様々な種類があります。もし、接続詞を一覧でご覧になりたい方は、「接続詞一覧」の記事で包括的に学習ができます。

”だとすれば”の定義

”だとすれば”は、助動詞の「だ」+格助詞の「と」+動詞の”する”の仮定形「すれ」+接続助詞の「ば」から構成されている、接続詞の順接(じゅんせつ)です。接続詞は、接続詞=活用しない自立語ですので、”だとすれば”も活用しない自立語となります。ちなみに、活用する自立語は、動詞や形容詞、形容動詞です。”だとすれば”の使い所は、前で述べた仮定の事柄の根拠・理由を断定して、「走る」、「振り返ってはだめだ」、「見ていた」などの結論・結果を述べる際です。

”だとすれば”を使った例文

ここでは、”だとすれば”を使った例文を5つご紹介します。

  1. さっき空に見えたのは隕石か?だとすれば、俺たちのいる場所は非常に危ないのかも知れない。
  2. 今年の森は静からしい。だとすれば、キノコ収穫量への期待が高まるぞ。
  3. 右、左、右、左、奴の行動パターンは単純。だとすれば、次に来るのは右。それしかない。
  4. 影が北に向かって伸びている。だとすれば、太陽は南側。つまり、今は正午だ。
  5. 茶色い毛に大きい瞳。そして、小柄な体格。だとすれば、それは、ポチ。僕のペットかも知れないぞ。

以上、接続詞「だとすれば」とはでした。”だとすれば”は、前で述べた仮定の事柄の根拠・理由を断定して、結論・結果を述べる際に使います。最後までご覧いただきありがとうございました!