接続詞「このため」とは?【日本語・国語】

ここでは、接続詞の「このため」の定義と例文をご紹介していきます。接続詞とは、文と文や句と句などを繋げる品詞の1つです。接続詞については、「接続詞とは」で詳しく解説しています。また、接続詞には、順接、逆説、補足…など様々な種類があります。もし、接続詞を一覧でご覧になりたい方は、「接続詞一覧」の記事で包括的に学習ができます。

”このため”の定義

”このため”は、連体詞「この」+名詞「ため」から構成されている、順接(じゅんせつ)の接続詞です。接続詞は、接続詞=活用しない自立語ですので、”このため”も活用しない自立語となります。使い所は、前で述べた内容の根拠・理由が目の前にあり、「思った」「感じた」「考えた」などの結論・結果を述べる際です。

”このため”を使った例文

ここでは、”このため”を使った例文を5つご紹介します。

  1. 花が干からびている。このため、水を足せ。
  2. ブランコで人が遊んでいるときは危険だ。…ほらみろ、あの子は、頭にぶつかって痛そうだ。このため、近付いてはダメだぞ。
  3. 雨が地面を濡らし始めた。このため、屋内に戻る。
  4. もう下校の時間だ。俺の腕時計も下校の時刻を指している。このため、家に帰れ。
  5. 競走中に転んでしまった。ほら、見てくれ、その時足を怪我したんだ。このため、僕は、ビリだったんだ。

以上、接続詞「このため」とはでした。”このため”は、前で述べた内容の根拠・理由が目の前にある際、後の結論・結果を述べるのに使います。最後までご覧いただきありがとうございました!