債券とは?わかりやすく解説!

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こんにちは!Awaisoraの管理人です!

私は金融商品が大好きです。
債券については10時間以上勉強しています。

さて今回はそんな私が、債券とは何かをわかりやすく解説していこうと思います!

債券とは、発行体が資金を調達する時に発行する有価証券のことです。

この記事を読めば、債券に投資できるような知識が身につきますよ!

この記事を読むのがおすすめの人

  • 債券についてわからない方
  • わかりやすい説明を読みたい
  • 金融系の勉強をしている方

債券の概要

債券は、発行体が資金を調達する時に発行する有価証券のことです。
債券には額面金額の満期日が定められており、満期となる償還日には額面金額が投資家に払い戻されます。
また債券のことを公社債と呼ぶこともあります。

発行体とは?

発行体とは、資金を調達するために債券を発行する団体などのことをいいます。

債券を発行するから発行体なんですね。

また主な発行体には国・地方公共団体・政府関係機関・特殊金融機関・企業などがあります。

資金を調達するために債券を発行する団体などが発行体です!

債券の概要をまとめると、投資家は発行体に対してお金を貸す代わりに、利子をもらうというメリットがあります。
債券の概要は以上です!

債券投資の仕組み

債券には、発行体と投資家、証券会社の合計3つの主体が関わってきます。

以下では、それぞれの主体の目的を解説していきます。

発行体

発行体は資金を調達するために債券を発行します。

「資金調達なら株式会社は、株を発行すればいいじゃん」と思うかたがいるかも知れません。

ですが債券の発行は、国や地方公共団体に関わらず株式会社にもメリットがあります。

メリット1:経営に干渉されない

債券の場合、株主と違って持っていても経営に干渉される恐れがありません。

株主の特色を知っている方ならわかると思いますが、株主は株主総会といった場で意見を出せますよね。

つまり債券の発行には経営に干渉されないメリットがあります。

債券の所有者経営に干渉できない
株主経営に干渉できる

メリット2:返済期間を長く設定できる

銀行でお金を借りるよりも、債券を発行してお金を借りるほうが返済期間を長く設定できます。

返済期間を長く設定できるのと短いのとでは、長いほうがいいですよね。

このように債券では返済期間を銀行よりも長く設定できます。

債券で借りる返済期間をより長くできる
銀行で借りる返済期間が債券より短い

以上のように、発行体は資金の調達のために債券を発行します。

投資家

投資家は、債券の利子を目的に債券の購入を通じて発行体に資金を提供します。

ほとんど利子が目的なので、価格変動を利用した売買より明らかにリスクが少ないです。
また貸した金額も全額返ってくるので安心です。

具体的なリスクを1つあげれば、発行体が破綻してしまう恐れがあるという点ですね。

このように投資家は利子を目的に、最小限のリスクで債券に投資を行います。

証券会社

証券会社が債券を含め金融商品を取り扱う理由は手数料です。

証券会社は管理手数料など、さまざまな箇所に手数料を設定して経営を維持しています。

事実、証券会社には取られた手数料以上の便利さがありますね。

証券会社はほとんどが手数料を目的に債券を取り扱っています。

債券の発行条件

債券を発行されるときには、あらかじめ一定の発行条件が設定されます。
発行条件とは、債券に関わるさまざまな情報のことです。

発行条件があるおかげで、同じ条件で投資家から広く資金の借り入れができます。

発行条件の具体例には、以下があります。

額面金額
額面金額は、債券購入の最低単位となる金額のことです。
この金額が償還日に投資家へ返済されます。
また債券の種類によってこの金額は異なります。
表面利率
表面利率は、額面金額に対して一年間に支払われる利子の金額のことです。
表面利率の他に『クーポンレート』とも呼ばれます。
発行価格
発行価格は、債券が発行されるときの価格で、額面金額とは異なる場合があります。
株式や債券などの新規発行にも使われる金融用語です。
償還日
償還日は、返済期日のことで額面金額が返済される満期日です。
投資信託の場合は、運用が終了する日のことを言います。
利払日
利払日は、債券の利息が支払われる日のことです。
利払日は、利息支払期日ともいいます。

通常、債券を購入する際はこのような発行条件を確認して投資を行います。

また、すでに発行されている債券市場で売買されている債券の場合は、これらの発行条件をもとに利回りや価格などが変動します。

債券の発行条件については以上です!

最後に

今回は、債券とは何かを解説しました。
いかがでしたでしょうか?

債券を含め、金融用語を勉強しておくとスムーズに対処することが出来ます。
いざ問題が起きたときや、チャンスが訪れた時のために、投資をやるかたは一通り学んでおくことをおすすめしますよ!

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