WordPress初心者の方がYoast SEOプラグインを導入後、編集画面が以前のような直感的なブロックエディタではなく、一昔前のブログのような編集画面になってしまうことがあります。特に、直感的な操作ができるスタイリッシュな編集画面に戻したいと思う方も多いでしょう。この記事では、その原因と解決方法について解説します。
Yoast SEOと編集画面の関係
Yoast SEOはSEO対策に非常に役立つプラグインですが、導入後に編集画面が変わる原因として、設定やプラグインの競合が考えられます。特に、Yoast SEOがインストールされると、投稿画面に関する設定が変わり、ブロックエディタが無効化される場合があります。
この問題は、Yoast SEO自体が原因ではなく、テーマや他のプラグインとの設定の競合によって起こることもあります。ですので、問題を解決するためにまずは設定を見直すことが重要です。
問題を解決する方法
Yoast SEOを導入した後に編集画面が変わる問題を解決する方法をいくつか紹介します。以下の手順を試すことで、元のブロックエディタに戻すことができる場合があります。
1. ブロックエディタが有効か確認する
WordPressの最新バージョンでは、ブロックエディタ(Gutenberg)がデフォルトのエディタとして使用されます。もしYoast SEOをインストール後にクラシックエディタに戻ってしまった場合、WordPressの設定で「ブロックエディタ」が有効になっているか確認しましょう。
設定方法は、WordPressのダッシュボードから「設定」→「執筆設定」を開き、「デフォルトの投稿エディタ」の項目で「ブロックエディタ」を選択します。これで、ブロックエディタが有効になり、以前のように直感的な操作ができるようになります。
2. プラグインの競合を確認する
他のプラグインが影響している場合もあるため、まずはすべてのプラグインを無効にし、その後Yoast SEOだけを有効にして編集画面がどう変わるかを確認します。もし問題が解決する場合、プラグインの競合が原因であることが分かります。
プラグインを一つずつ有効にし、どのプラグインが問題を引き起こしているのかを特定し、そのプラグインの設定を調整または無効化することで解決できます。
3. テーマの設定を確認する
テーマによっても編集画面に影響を与える場合があります。特に古いテーマやカスタマイズされたテーマでは、ブロックエディタをサポートしていない場合があります。テーマをデフォルトの「Twenty Twenty-One」などの公式テーマに変更して、再度編集画面を確認してください。
これにより、テーマが原因であるかどうかを確認できます。もしデフォルトテーマで正常に戻る場合は、テーマ側の設定やアップデートが必要です。
Yoast SEOの設定を見直す
Yoast SEO自体にも設定項目があり、投稿やページで使用するエディタをカスタマイズできる場合があります。Yoast SEOの設定を見直し、不要なオプションがオンになっていないか確認してみましょう。
「Yoast SEO」→「一般設定」→「機能」のセクションで、ブロックエディタに影響を与える設定が無効になっていないかを確認することが重要です。
まとめ
Yoast SEOを導入後、編集画面が変わる問題は設定やプラグイン、テーマの影響によるものが多いです。ブロックエディタを有効にする設定を確認したり、プラグインやテーマの競合をチェックすることで、元の編集画面に戻すことができます。これらの方法を試し、スムーズな操作を取り戻しましょう。
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