InstagramやTikTokを開いた瞬間、意図しないおすすめ投稿が表示されて強いストレスを感じる人は少なくありません。アルゴリズム主導のSNSは、こちらの意思とは無関係に刺激の強いコンテンツを表示する仕組みがあるため、放置すると精神的な負担が大きくなります。本記事では、スマホ画面をできる限り”見たくないものが出ない状態”に近づけるための現実的な設定と運用方法を整理します。
なぜ見たくない投稿が表示されるのか
InstagramやTikTokのおすすめ欄は、フォロー関係よりも「滞在時間」「視聴完了率」「過去の反応」を重視して構成されています。つまり、意識せず一瞬でも止まってしまった投稿は、興味があると判断されやすくなります。
特に刺激の強い映像はアルゴリズム上有利に働くため、こちらの好みとは無関係に表示頻度が上がることがあります。この仕組みを理解しておくことが、対策の第一歩になります。
Instagramでできる現実的な対策
Instagramでは完全なジャンル遮断はできませんが、以下の設定でかなり改善できます。
・投稿右上の「興味がない」を徹底的に押す
おすすめ投稿の「…」から「興味がない」「この投稿を表示しない」を繰り返すことで、学習データを上書きできます。
・センシティブコンテンツ管理を「より少なく」
設定→アカウント→センシティブコンテンツ管理で表示量を最小にします。
・検索タブを使わない
検索タブは最もアルゴリズム色が強いため、フォロー中タブ中心の利用が効果的です。
TikTokでできる現実的な対策
TikTokは学習速度が非常に速いため、初期の行動が特に重要です。
・「興味ありません」を即タップ
動画長押し→「興味ありません」を即座に選択します。
・視聴を途中で止めて即スワイプ
最後まで見ないことが非常に重要です。
・おすすめリセット
設定→コンテンツ設定→おすすめの調整から履歴をリセットできます。
アプリ外でできる強力な対策
設定だけでは限界があるため、使い方そのものを変える方法も有効です。
・サブアカウントを作成
フォローを厳選した専用アカウントを作ることで、表示内容を大きくコントロールできます。
・Web版を使う
ブラウザ版はおすすめ精度が低く、刺激的な投稿が出にくい傾向があります。
・利用時間を制限
スマホのスクリーンタイム機能で使用時間を制限すると、精神的消耗を防げます。
どうしても耐えられない場合の考え方
SNSの設計自体が「刺激を与える」方向に最適化されているため、完全遮断は現実的に不可能です。これは個人の弱さではなく、構造的な問題です。
強い不快感や怒りを感じる場合は、アプリを削除する、通知を切る、閲覧頻度を下げることも立派な選択です。自分の人生や思考を守る行動として、正当な判断と言えます。
まとめ
InstagramやTikTokを完全にクリーンな状態にする公式設定は存在しませんが、表示を極限まで抑える方法は複数あります。アルゴリズムを理解し、反応を最小化し、使い方を意図的に変えることで、精神的な被害は大きく軽減できます。SNSは娯楽であって、人生を壊すものではありません。主導権を取り戻すことが最も重要です。

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