2025年6月、にじさんじ所属の人気VTuber・月ノ美兎さんが訪れた埼玉県八潮市の「八潮秘宝館」を巡り、大きな騒動が巻き起こりました。この記事では、事の発端から現在までの経緯を詳しく解説し、騒動の背景に迫ります。
月ノ美兎の訪問と館長の初期反応
月ノ美兎さんは、2025年6月17日に自身のYouTubeチャンネルで公開した動画「秘宝館→秘宝館→ネモフィラのお花畑→秘宝館」において、八潮秘宝館を訪れました。動画内では、館長である兵頭喜貴さんや一般の来場者も登場し、当初は好意的な反応が見られました。兵頭さんは自身のブログで、月ノ美兎さんの人柄や放送業界への姿勢を高く評価しており、双方の関係は良好に思われました。
事態の急変と館長の怒り
しかし、6月20日、兵頭さんは自身のブログで「今後、にじさんじからの取材は受けません」と宣言し、絶縁を表明しました。理由として、月ノ美兎さん側が事前の取材申請を行わず、無断で撮影や音声録音を行ったこと、さらにマネージャーからの不適切なメール対応が挙げられています。これらの行為が、兵頭さんの信頼を裏切るものであったとされています。
月ノ美兎の説明と謝罪
月ノ美兎さんは、兵頭さんの指摘を受け、X（旧Twitter）で「八潮秘宝館の件について」と題した声明を発表しました。声明では、取材目的での訪問ではなく、趣味の一環としての訪問であったこと、撮影許可を得る前に録音を開始したこと、一般の来場者に対しても同意を得ていたことなどを説明し、謝罪しています。
八潮秘宝館と館長の背景
八潮秘宝館は、兵頭喜貴さんが自宅を改造して作ったラブドールやフェティッシュに関する展示施設であり、兵頭さん自身の信念や価値観が色濃く反映されています。過去にはメディアとのトラブルも多く、取材に対しては非常に厳格な姿勢を貫いています。今回の騒動も、兵頭さんの強い意志とプライバシーへの配慮が背景にあると考えられます。
今後の展開とファンの反応
現在、にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社からの公式な声明は発表されていません。ファンの間では、双方の誠意ある対応を求める声や、関係修復を望む声が上がっています。今後、どのような対応がなされるのか、注目が集まっています。
まとめ
月ノ美兎さんと八潮秘宝館との間で起きた騒動は、取材における基本的なマナーやコミュニケーションの重要性を再認識させるものでした。双方の立場や背景を理解し、今後の展開を見守ることが求められます。
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