WordPressでの404エラーとボットによる攻撃への対策方法

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WordPressを使用していると、「Really Simple Security」などのプラグインから、「we detected suspected bots triggering large numbers of 404 errors on your site」というメッセージが表示されることがあります。このメッセージは、ボットがあなたのサイトで大量の404エラーを引き起こしていることを警告しています。この記事では、これに対処する方法を解説します。

404エラーとボット攻撃の関係

404エラーは、リクエストされたページが見つからない場合に発生します。ボットはサイトのページを自動的にクロールし、存在しないページや不正なURLにアクセスすることがあります。その結果、大量の404エラーが生成され、サイトのパフォーマンスに悪影響を与えることがあります。さらに、悪意のあるボットの場合、これらのアクセスを悪用して、サイトに攻撃を仕掛けることも考えられます。

ボットが404エラーを引き起こす原因としては、不正なURLの入力や、スパム的なクロール、あるいはサイトのセキュリティホールを探る行動が挙げられます。これらのボットによる活動は、サイトのセキュリティを脅かす可能性があるため、早急に対策を講じることが重要です。

ボットによる404エラーを防ぐための対策方法

ボットによる404エラーを防ぐために、いくつかの対策を講じることができます。

  • IPアドレスのブロック— もしボットが特定のIPアドレスからアクセスしている場合、そのIPアドレスをブロックすることが効果的です。プラグインやサーバー設定を使って、特定のIPアドレスをブロックしましょう。
  • セキュリティプラグインの設定— 「Really Simple Security」などのセキュリティプラグインには、ボットのアクセスを制限するオプションがあります。これらのオプションを有効にすることで、悪質なボットのアクセスを防ぐことができます。
  • リダイレクトの設定— 404エラーが発生するページを、適切なページにリダイレクトする設定を行うと、ボットがアクセスした際のエラー発生を回避できます。
  • robots.txtファイルの設定— ボットに対してクロールを許可しないページやディレクトリを指定することができる「robots.txt」ファイルを設定して、無駄なアクセスを減らすことができます。

ボット対策のためのセキュリティプラグイン

「Really Simple Security」以外にも、WordPressではボット対策を行うためのセキュリティプラグインがいくつかあります。以下のプラグインもボット対策に役立ちます。

  • Wordfence Security— Wordfenceは、ボットやハッカーからの攻撃を防ぐための強力なセキュリティプラグインです。リアルタイムでトラフィックを監視し、ボットのアクセスを検出してブロックします。
  • iThemes Security— iThemes Securityは、WordPressのセキュリティを強化するための多くの機能を提供します。ボットや悪意のあるリクエストからサイトを守るための設定が充実しています。
  • WP Fail2Ban— WP Fail2Banは、サイトに不正アクセスが試みられた際に、その情報をログとして記録し、ボットの行動を追跡します。

まとめ

「Really Simple Security」などのプラグインで「ボットによる大量の404エラー」が検出された場合、ボットが不正にアクセスしている可能性があります。これを防ぐためには、IPアドレスのブロックやセキュリティプラグインの設定、リダイレクトの設定などを実施することが重要です。また、定期的にセキュリティチェックを行い、サイトの安全性を確保しましょう。初心者でも取り組みやすい対策を講じることで、サイトのパフォーマンスとセキュリティを守ることができます。

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