WordPressのPoetテーマを使用している場合、カテゴリページで表示される記事の本文が1行しか表示されないことがあります。この記事では、カテゴリ選択後に記事を複数行で表示させるための変更方法について解説します。
1. Poetテーマのカテゴリページで表示される本文の設定
Poetテーマでは、カテゴリページやアーカイブページにおいて、記事の本文がデフォルトで1行しか表示されません。これを変更して、例えば5行ほど本文を表示させるには、テーマファイルの編集が必要です。
具体的には、テーマの「content.php」や「archive.php」などのファイルにアクセスし、表示行数を変更するためのコードを追加します。
2. content.php ファイルの修正方法
まずは、Poetテーマの「content.php」ファイルを開きます。このファイルは、記事のコンテンツがどのように表示されるかを決定する重要なファイルです。
次に、記事の本文を表示している部分を探します。通常、`the_excerpt()` という関数が使われている部分を見つけます。この関数は、記事の抜粋を表示するためのもので、デフォルトでは抜粋を1行で表示する設定になっています。
3. the_excerpt() の修正方法
記事の本文を複数行表示するためには、`the_excerpt()` を `the_content()` に変更する必要があります。`the_content()` は記事全体の本文を表示する関数です。
例えば、次のようにコードを変更します。
<?php the_content(); ?>
これで、カテゴリページやアーカイブページで、記事の本文が全て表示されるようになります。
4. 表示される行数の調整方法
もし、表示される行数を制限したい場合は、CSSを使って高さを調整することもできます。例えば、`overflow: hidden;` と `height` を指定することで、指定した高さで本文を表示できます。
.entry-summary { height: 5em; overflow: hidden; }
この方法で、必要な行数だけを表示させることができます。
5. まとめ:Poetテーマで記事の本文を複数行表示させる方法
Poetテーマで記事の本文を複数行表示させるためには、`the_excerpt()` を `the_content()` に変更し、必要に応じてCSSを使って表示行数を調整します。この変更を行うことで、カテゴリページで記事がより見やすくなります。
テーマファイルの編集は少し手間がかかりますが、WordPressのカスタマイズを進める上で重要なスキルです。ぜひ試してみてください。
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