接続詞「さもないと」とは?【日本語・国語】

ここでは、接続詞の「さもないと」の定義と例文をご紹介していきます。接続詞とは、文と文や句と句などを繋げる品詞の1つです。接続詞については、「接続詞とは」で詳しく解説しています。また、接続詞には、順接、逆説、補足…など様々な種類があります。もし、接続詞を一覧でご覧になりたい方は、「接続詞一覧」の記事で包括的に学習ができます。

”さもないと”の定義

”さもないと”は、副詞の「さ」+係助詞の「も」+形容詞の「ない」+接続助詞「と」から構成されている、接続詞の順接(じゅんせつ)です。接続詞は、接続詞=活用しない自立語ですので、”さもないと”も活用しない自立語となります。ちなみに、活用する自立語は、動詞や形容詞、形容動詞です。”さもないと”の使い所は、前で述べた要求・条件の根拠・理由に、「走る」、「怒る」、「見る」などの前の事柄に反対した結論・結果を述べる際です。

”さもないと”を使った例文

ここでは、”さもないと”を使った例文を5つご紹介します。

  1. 今すぐ金を用意しろ。さもないと、この世渡り上手の黒物が火を上げるぞ。
  2. 渋滞で車が進まない。早く動け。さもないと、子供の授業参観に間に合わねぇ。
  3. スマホよ動いて。さもないと、時間がわからない。
  4. ゼッタイに踏ん張る。さもないと、これまでの苦労が無駄になる。
  5. そこをどけ!さもないと、どうなっても知らないんだから。

以上、接続詞「さもないと」とはでした。”さもないと”は、前で述べた根拠・理由を指して、結論・結果を述べる際に使います。最後までご覧いただきありがとうございました!