SeesaaブログのRSS2.0閲覧数が急増する理由|2500PVは2500人に読まれた意味なのか

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Seesaaブログでポッドキャスト設定を行ったあと、アクセス解析の「RSS2.0」に通常よりはるかに大きなアクセス数が表示されることがあります。普段のブログ全体の閲覧数が数百程度なのに、RSS2.0だけ数千という数字になると、「急に大勢の人が見てくれたのでは」と考えたくなります。

しかし、RSS2.0のアクセス数が2500だからといって、2500人の人間がブログやポッドキャストを実際に閲覧・再生したという意味ではありません。RSS2.0は通常の記事ページとは仕組みが異なり、ポッドキャストアプリやRSSリーダーなどが新着情報を確認するためにフィードを繰り返し取得することがあります。

Seesaaブログ自身も、Podcastなどに使われるRSS2.0フィードへのアクセスについてはアクセス解析でカウントする仕様だと案内しています。そのため、ポッドキャスト設定後にRSS2.0の数字が急増したとしても、通常の記事PVや実際のリスナー数とは分けて考える必要があります。Seesaaブログ公式・RSS2.0フィードのアクセス計測について[参照]

SeesaaブログのRSS2.0とは何か

RSSは、ブログの新着記事などを機械が取得しやすい形式で配信する仕組みです。Seesaaブログでは通常のRSSとは別にRSS2.0も提供されており、ブログURLの末尾に「index20.rdf」を付けたものがRSS2.0のURLになります。Seesaaブログ公式・RSS URLの確認方法[参照]

例えばブログのURLが「https://example.seesaa.net/」なら、RSS2.0は「https://example.seesaa.net/index20.rdf」のような形になります。このページは人間が普通の記事のように読むためだけのものではなく、RSSリーダーやポッドキャスト配信サービスなどが情報を取得する用途にも利用されます。

ポッドキャストではRSSフィードが特に重要です。番組名、エピソード情報、音声ファイルの場所、公開日時などを配信先サービスが取得し、新しいエピソードが追加されたか定期的に確認するためです。

RSS2.0が2500PVなら2500人が見たという意味ではない

Seesaaブログのアクセス解析で表示される「アクセス数」はPV、つまりそのページが取得・閲覧された回数を表します。公式ヘルプでも、アクセス数についてユニークユーザー数ではなく、ページが閲覧された回数であると説明されています。Seesaaブログ公式・アクセス解析機能[参照]

したがってRSS2.0が2500アクセスなら、基本的にはRSS2.0フィードへ2500回のアクセスが記録されたと解釈するのが適切です。「2500人が訪問した」「2500人が音声を聞いた」「2500回再生された」とは限りません。

例えば同じポッドキャストアプリや外部サービスが、更新確認のため1日に何度もフィードを取得すれば、そのたびにアクセスが発生する可能性があります。同じ利用者に関係する処理が繰り返されることもあるため、アクセス数と人数は一致しません。

なぜポッドキャスト設定をするとRSS2.0アクセスが増えやすいのか

通常の記事ページは、人がブラウザで開いたときにアクセスされることが中心です。一方、RSS2.0は人間が直接開かなくても、外部のシステムが自動的に取得できます。

ポッドキャストサービスは番組の更新状況を確認するため、登録されたRSSフィードを定期的にチェックする仕組みを利用します。またRSSリーダーなども同様に、新しいコンテンツがあるかフィードを取りに来ます。そのため、ポッドキャスト設定を行ってRSS2.0が外部から利用され始めると、通常の記事ページよりアクセス回数が多く見えることがあります。

例えば10個の外部システムが1時間に1回フィードを確認したと仮定すると、それだけでも単純計算では1日240回の取得になります。実際の取得頻度やサービス数はそれぞれ異なるため、この数字はあくまで仕組みを理解するための例ですが、人が2500人いなくても機械的な取得だけで大きな数字になる可能性があることは分かります。

SeesaaはRSS2.0へのアクセスを意図的にカウントしている

この点はSeesaaブログ特有のアクセス解析仕様を理解すると分かりやすくなります。Seesaaブログは2020年10月にアクセス解析の仕様を変更し、通常のRSSフィード「index.rdf」へのアクセスはカウントしない一方、Podcastなどに使われるRSS2.0フィードについてはカウントすると公式に案内しました。Seesaaブログ公式のお知らせ[参照]

つまり管理画面にRSS2.0の大きな数字が表示されること自体は、必ずしも解析の故障や異常とはいえません。ポッドキャスト用フィードへの取得がアクセス数として記録される仕様だからです。

一方、Seesaaは検索エンジンの情報収集ロボットやクローラーと思われるアクセスについてはカウントしないと説明しています。ただし、RSS2.0へアクセスするすべての外部システムについて、人間の閲覧と自動取得を完全に区別して人数として表示しているわけではありません。

ブログ記事の300PVとRSS2.0の2500PVは同じ意味ではない

ここが最も重要なポイントです。通常の記事ページの300PVとRSS2.0の2500アクセスを、そのまま「約8倍読まれた」と比較することは適切ではありません。

項目 主なアクセス主体 数字から分かること
ブログ記事ページ ブラウザで読む人など 記事ページが表示された回数の目安
RSS2.0 RSSリーダー、ポッドキャスト関連サービス、人間など RSS2.0フィードが取得された回数の目安
ポッドキャスト再生数 実際に音声を取得・再生した利用者 配信プラットフォーム等の分析指標で確認
ユニーク訪問者 訪問者 同一利用者の重複をある程度除いた人数の目安

RSS2.0の数字は「フィードが活発に取得されている」という参考にはなりますが、それだけからブログの人気やポッドキャストのリスナー数を判断することはできません。

同じ人でも複数回カウントされることがある

Seesaaブログ公式ヘルプでは、PVである「アクセス数」と、ユニークアクセスを基にした「訪問者数」を区別しています。同じ人が同じ日に何回アクセスしても、訪問者数では1として扱われる一方、PVでは複数回として記録されます。Seesaaブログアクセス解析の説明[参照]

RSS2.0の場合はさらに、自動取得が含まれる可能性があります。例えばポッドキャストアプリが朝、昼、夕方、夜とフィードをチェックした場合、それぞれが取得として記録されることがあります。

したがって「RSS2.0が2500アクセス=2500人」と人数へ置き換えないことが大切です。

RSS2.0のアクセスが多いこと自体は悪いことではない

人数とは一致しないからといって、2500という数字にまったく意味がないわけではありません。フィードが外部から実際に取得されていることを示す一つの情報にはなります。

ポッドキャストを外部サービスへ登録した直後であれば、サービス側がフィード内容を確認したり更新状況をチェックしたりしている可能性があります。その結果としてRSS2.0アクセスが増えることは、仕組み上不自然ではありません。

ただし、アクセス数が増えた理由をSeesaaの管理画面だけで完全に特定するのは難しい場合があります。Seesaa自身もアクセス解析について、サービスごとに計測ロジックが異なり、数字はあくまで目安として利用するよう説明しています。Seesaaブログ公式・計測値について[参照]

本当にポッドキャストを聞いている人数を知るにはどうする?

ポッドキャストの人気を確認したいなら、RSSフィードのPVよりも、実際に配信しているポッドキャストプラットフォーム側の分析情報を見るほうが適しています。

例えば配信先サービスによっては、再生数、リスナー数、再生時間、エピソードごとのパフォーマンスなどを確認できます。ただし「再生」の定義はサービスによって異なるため、異なるサービスの数字を単純に足したり比較したりするときには注意が必要です。

重要なのは、RSS取得数と音声再生数は別の指標だと考えることです。RSSが取得されたからといって、その取得先で利用者が実際に再生ボタンを押したとは限りません。

ブログの人気を知りたいなら記事PV・訪問者数を見る

ポッドキャストではなくブログ自体がどれくらい読まれているのかを知りたい場合は、RSS2.0ではなく通常の記事ページへのアクセス数や訪問者数を確認するほうが分かりやすいでしょう。

Seesaaブログのアクセス解析にはサマリー、ページ別、時間別、参照元、ユーザ属性などが用意されています。「ページ別」を見ればどの記事にアクセスが集まっているのか確認でき、「訪問者数」を見ればPVより人数に近い指標を確認できます。Seesaaブログ・アクセス解析の見方[参照]

例えば1日のブログ記事PVが300で訪問者が180なら、「同じ人が複数ページを見ている可能性がある」と考えられます。一方RSS2.0が2500あっても、その2500をブログ訪問者へ加えて2680人と計算することはできません。

参照元や時間別アクセスも確認してみる

RSS2.0へのアクセスが突然増えた場合は、「時間別」の解析を見ると参考になります。人間によるアクセスなら時間帯による増減が現れることがありますが、自動的な取得であれば一定間隔で継続するような動きになる可能性があります。

また「参照元」では、アクセスしてくる前に滞在していたページが分かる場合があります。ただしRSSアプリや外部サーバーによる取得では、通常のWebブラウザのような参照元が得られないこともあるため、必ず原因を特定できるわけではありません。

一日だけ2500になったのか、毎日2500前後になるのか、ポッドキャストを更新した日だけ急増するのか、といった推移を数日から数週間観察すると傾向が見えやすくなります。

Google Analyticsの数字とSeesaaが一致しないこともある

Seesaaブログでは外部のアクセス解析サービスを利用するための設定も用意されています。公式ヘルプではGoogle Analyticsとの連携方法が案内されています。Seesaaブログ・アナリティクス連携[参照]

ただしSeesaaのアクセス解析とGoogle Analyticsなどの数字が一致しないことは珍しくありません。計測方法、対象ページ、自動アクセスの除外方法などが異なるためです。

Seesaaも公式ヘルプで、アクセス解析サービスを提供する企業ごとに計測ロジックが異なるため、解析数値が多くなったり少なくなったりすることがあり、数値は目安として利用するよう説明しています。

RSS2.0アクセスが異常に多いと感じたときの確認項目

RSS2.0だけ数字が突出している場合は、次の項目を順番に確認すると状況を整理しやすくなります。

  • ポッドキャストを設定した直後から増えたのか
  • RSS2.0の「index20.rdf」だけが増えているのか
  • 通常の記事ページのPVや訪問者数も同時に増えているのか
  • 1日だけの増加なのか、毎日続いているのか
  • エピソードを追加した日だけ増えているのか
  • 配信先のポッドキャスト分析画面では何再生になっているのか

例えばRSS2.0だけ2500、通常記事は300前後、ポッドキャスト側の再生数もそれほど増えていないのであれば、「2500人が新しく訪問した」と考えるより、外部サービス等によるRSS取得が多数発生したと考えるほうが自然です。

RSS2.0が急増しても不正アクセスとは限らない

通常より桁違いのアクセスが表示されると、不正アクセスや攻撃を心配することもあります。しかしRSS2.0が増えたという事実だけでは、不正アクセスとは判断できません。

特にポッドキャスト設定直後であれば、RSS2.0フィードが外部サービスに取得され始めたことでアクセス数が増えた可能性があります。RSSはもともと外部システムから定期的に取得されることを前提にした仕組みです。

ただしブログが極端に重くなる、管理画面に不審なログインがある、記事が勝手に変更されるなど別の異常がある場合は話が変わります。その場合はパスワード変更などのセキュリティ対策やSeesaaへの問い合わせを検討してください。

数字を見るときは「何を数えている数字か」を確認する

アクセス解析で最も起こりやすい誤解は、「数字が大きい=その人数が見ている」と考えてしまうことです。PV、訪問者数、RSSフィード取得数、音声再生数は、それぞれ数えているものが違います。

数字 意味 人数と一致する?
PV ページが表示・取得された回数 一致しない
訪問者数 重複を一定範囲で除いた訪問者の目安 比較的人数に近いが完全一致ではない
RSS2.0アクセス RSS2.0フィードが取得された回数 一致しない
ポッドキャスト再生数 プラットフォームの基準で計測した再生 リスナー人数とは必ずしも一致しない

「2500」という数字より、「2500回、何が取得されたのか」を見ることがアクセス解析では重要です。

まとめ:SeesaaのRSS2.0が2500でも2500人に見られたとは限らない

Seesaaブログでポッドキャストを設定したあと、RSS2.0へのアクセスが2500を超えたとしても、2500人がブログを読んだ、または2500人がポッドキャストを聞いたという意味ではありません。SeesaaブログではPodcastなどに利用されるRSS2.0フィードへのアクセスをアクセス解析でカウントする仕様になっています。

RSS2.0は、人がブラウザで見るだけでなく、ポッドキャストサービスやRSS関連システムが更新確認のために繰り返し取得することがあります。そのため通常の記事PVが300程度でも、RSS2.0だけ2500という数字になること自体は仕組みとして十分考えられます。

一方で、2500回のアクセスが記録されていること自体が無意味というわけでもありません。外部からRSS2.0フィードが取得されているという一つの指標にはなります。ただし、その数字をそのままリスナー人数へ読み替えることはできません。

ブログがどれくらい読まれているかを知りたいなら通常の記事PVや訪問者数を、ポッドキャストがどれくらい聞かれているかを知りたいなら配信先プラットフォームの再生数・リスナー数などを確認するのが適切です。RSS2.0アクセス数は「人に何回聞かれたか」ではなく「フィードが何回取得されたかを見る参考値」として扱うと、数字を誤解しにくくなります。

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