WordPressのURLを変更した後、ログイン画面にアクセスできず、編集画面に入れないという問題が発生することがあります。このような場合、いくつかの解決方法があります。この記事では、ログインできるようにするための手順を詳しく説明します。
問題の原因: URL変更後のログイン不具合
WordPressのURLを変更した際、データベース内の設定やキャッシュが新しいURLに対応していない場合があります。これにより、旧URLでログインしようとするとエラーが発生したり、ログインできない状態になります。
この問題を解決するには、URL設定やデータベースを手動で修正する必要があります。
解決方法 1: wp-config.phpの修正
まずは、wp-config.phpファイルを修正して、WordPressが新しいURLを正しく認識できるように設定します。
- ConohaのレンタルサーバーのファイルマネージャーまたはFTPクライアントを使用して、wp-config.phpファイルを開きます。
- 以下のコードをwp-config.phpに追加します:
- 変更を保存し、再度WordPressの管理画面にアクセスしてみてください。
define('WP_HOME', 'http://新しいURL.com');
define('WP_SITEURL', 'http://新しいURL.com');
解決方法 2: データベースのURL設定を変更
次に、WordPressのデータベース内でURL設定を確認し、必要に応じて修正します。これを行うには、phpMyAdminを使用してデータベースにアクセスします。
- ConohaのコントロールパネルからphpMyAdminにアクセスし、WordPressのデータベースを選択します。
- 「wp_options」テーブルを選択し、「siteurl」と「home」のオプションを見つけます。
- それぞれのURLを新しいURLに変更し、保存します。
解決方法 3: キャッシュをクリアする
URL変更後にキャッシュが残っていると、古いURLが表示され続けることがあります。ブラウザやサーバーのキャッシュをクリアすることで、この問題を解決できます。
- ブラウザのキャッシュをクリアします。
- サーバー側でキャッシュを使用している場合、Conohaの管理パネルからキャッシュをクリアするオプションを選択します。
まとめ
WordPressのURLを変更後、ログインできなくなった場合は、wp-config.phpの修正やデータベース内のURL設定変更が有効です。また、キャッシュのクリアも問題解決に役立ちます。これらの手順を実行することで、WordPressのログイン画面に再度アクセスできるようになります。


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