Yahoo!ブログでアクセスを増やすのに使われたランキング機能とは?「傑作」「人気度」「ランクリ」の仕組みを解説

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かつて提供されていたYahoo!ブログには、記事を書くだけでなく、ほかの利用者との交流やランキングを通じてアクセスを集める文化がありました。特に当時のブログを振り返ると、コメント欄に「傑作ポチ」「ランクリ」「応援クリック」といった現在では少し意味が分かりにくい言葉が残っています。

Yahoo!ブログは2019年にサービスを終了しているため、現在これらの機能を利用することはできません。ただし、当時の「ランキング」が何を指していたのかを理解するには、Yahoo!ブログ内部のランキングと、外部のブログランキングサービスを分けて考えることが重要です。

Yahoo!ブログにはランキング機能があった

Yahoo!ブログには、ブログや記事の注目度を示すランキングの仕組みがありました。当時の利用者にとってランキング上位に掲載されることは、多くの利用者にブログを見つけてもらうきっかけの一つでした。

実際、当時のYahoo!ブログについて紹介した資料には「YAHOOブログランキング」が特徴的な機能として挙げられ、ランキングに入れば多くの利用者の目に触れることが期待できたという記録が残っています。

つまり、単純に記事を公開して検索エンジンから読者が来るのを待つだけではなく、Yahoo!ブログというサービス内部のランキングからアクセスを得る方法も存在していたわけです。

重要だった「傑作」ボタンとは

Yahoo!ブログを語るうえで欠かせないのが「傑作」という機能です。記事を読んだ利用者が、その記事を評価するために押すことができるボタンで、現在のSNSにある「いいね」に比較的近い機能と考えると分かりやすいでしょう。

当時のYahoo!ブログ利用者による解説では、「傑作」の数やコメント数が記事のランキングや「人気度」の計算に使われていたとされています。そのため、ブログ同士で交流している利用者のコメントには「傑作ポチ」「傑作クリック」などの表現が頻繁に登場しました。

例えば、ある記事を読んで気に入った場合、読者が傑作ボタンをクリックし、さらにコメント欄へ「傑作ポチしました」と書き込む、といった交流です。こうした行動が記事の評価だけでなく、ブログ同士の交流を深める役割も持っていました。

「人気度」とランキングは同じものではない

Yahoo!ブログには「人気度」と呼ばれる指標も存在していました。過去のYahoo!ブログ利用者の記事を見ると、人気度が星で表示されていたことを確認できます。

このため、「ランキング」「人気度」「傑作」は混同されやすいのですが、完全に同じ機能ではありません。傑作は記事に対する評価操作、人気度はブログの人気を示す指標、ランキングはブログや記事が順位として掲載される仕組み、と整理すると理解しやすくなります。

名称 おおまかな役割
傑作 読者が記事を評価する機能
人気度 ブログの人気を星などで示す指標
ランキング 注目されているブログ・記事を順位として見つける仕組み
記事アクセスランキング 自分のブログ内でアクセスの多い記事を確認する機能

なお、後年にはアクセス解析にも「記事アクセスランキング」が存在していました。これはYahoo!ブログ全体で順位を競うランキングとは異なり、自分のブログの中でどの記事が読まれているかを確認するためのものです。

「ランクリ」はYahoo!ブログ公式機能とは限らない

当時のブログを調べていると「ランクリ」という言葉もよく見つかります。「ランキングクリック」を略した言葉で、ブログランキングへの投票・応援クリックを意味して使われることがありました。

ここで注意したいのは、「ランクリ」が必ずYahoo!ブログ内部のランキングを意味するわけではないことです。当時は「にほんブログ村」「人気ブログランキング」「FC2ブログランキング」など、ブログを登録して順位を競う外部サービスも広く利用されていました。

例えばブログ記事の最後にランキングサイトのバナーを設置し、「応援クリックお願いします」と読者にクリックしてもらいます。そのクリックによってランキングサイト内の順位が上がれば、ランキングページから新しい読者がブログを訪れる可能性が高まる、という仕組みです。

Yahoo!ブログ内部ランキングと外部ランキングの違い

昔のブログについて「ランキングを利用してアクセスを増やしていた」という話が出た場合、Yahoo!ブログそのもののランキングと、外部ランキングサイトのどちらを指しているのかを確認する必要があります。

Yahoo!ブログ内部では傑作やコメント、人気度など独自のコミュニティ機能があり、それらとランキングが結び付いていました。一方、外部ランキングではブログに設置されたバナーなどをクリックしてもらい、ランキングサイトから訪問者を呼び込む方法が使われていました。

したがって、「Yahoo!ブログでアクセスアップに利用されていたランキング機能は何か」というテーマでは、Yahoo!ブログのランキング機能に加えて、「傑作」「人気度」、さらに外部ブログランキングへの「ランクリ」も区別して理解するのが正確です。

なぜランキングに入るとアクセスが増えたのか

現在ではGoogle検索やSNSからブログ記事を発見するケースが一般的ですが、ブログサービスが活発だった時代には、そのサービスのトップページや新着記事、ランキングなどを巡回して記事を探す利用者が多くいました。

ランキング上位になると、それまでブログを知らなかった利用者にもタイトルやブログ名を見てもらえるため、そこからアクセスが発生します。さらに訪問者が傑作やコメントを残し、その交流をきっかけに別のブログへ訪問するという循環もありました。

このような仕組みから、当時はランキング入りそのものがアクセスアップ施策の一つになっていました。現在のSNSで投稿が「おすすめ」や「トレンド」に掲載されて閲覧数が増える現象に置き換えるとイメージしやすいでしょう。

Yahoo!ブログは現在利用できない

Yahoo!ブログはすでにサービスを終了しているため、傑作、人気度、Yahoo!ブログ内のランキングなどを現在利用することはできません。そのため、昔のブログ記事に残っている「傑作ポチ」「ランクリ」といった言葉を現在のブログ機能として探しても見つかりません。

一方、「にほんブログ村」などYahoo!ブログとは別に運営されていたランキングサービスについては、Yahoo!ブログの終了とは別の話です。昔の記事を調査するときには「Yahoo!ブログ公式の機能だったのか」「外部サービスだったのか」を分けて確認すると、当時の仕組みを理解しやすくなります。

まとめ

Yahoo!ブログには、ブログや記事を多くの利用者に見つけてもらうためのランキングの仕組みがありました。また、記事を評価する「傑作」やブログの「人気度」といった独自機能があり、これらを通じた利用者同士の交流も盛んでした。

さらに、Yahoo!ブログ利用者の間では外部のブログランキングもアクセスアップに利用されており、そのランキングをクリックする行為を「ランクリ」と呼ぶことがありました。そのため、昔のYahoo!ブログで使われていた「ランキング」という言葉は、Yahoo!ブログ内部のランキングと外部ランキングの両方が考えられます。

当時のブログ記事やコメントを読み解く際は、「傑作=記事への評価」「人気度=ブログの人気を示す指標」「Yahoo!ブログのランキング=サービス内で注目される仕組み」「ランクリ=主にランキングへの応援クリック」という違いを押さえておくと理解しやすくなります。

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